知っていましたか?自分が亡くなっても、全財産が配偶者に行くとは限らないことを・・・。
私はまったく知らず(^O^)子どもがいない夫婦の場合、遺言がないと親や他の親族に財産が行くケースがあるんだそうです。
つまり「全部配偶者に残したい」と思っていても、その希望どおりにならないことがある!
それを知り、30代の元気なうちに遺言(公正証書)を作ることにしました。
- なぜ30代で遺言を作ったのか
- 遺言がないと何が大変なのか
- 作るまでの流れ
- 実際にかかった費用
※以下、個人的な体験なので参考までにお願いします。法律に関して正確でない部分があるかもしれません。
30代で遺言(公正証書)を知ったきっかけと作ろうと思った理由
- 公正証書を知ったきっかけ
- 遺言(公正証書)とは?
- 親にも財産が渡る?!
- 親族が遠方だから
公正証書を知ったきっかけ

遺言(公正証書)を知ったのは2025年、Xでの投稿を見たのがきっかけでした。
「子どもがいない夫婦だから遺言(公正証書)作ってきた」という内容だったと思います。
その投稿を見るまで公正証書なんて言葉は知らないし、私が亡くなったら全財産は夫へ渡るのだと思っていました。
遺言(公正証書)とは?
遺言(公正証書)とは、自分が亡くなったあとに「財産を誰に、どのように残したいか」を伝えるための書類のことだそうです。
その中でも公正証書遺言は、公証役場で公証人に作成してもらう遺言のこと。
法律に沿って作成されるため、信頼性が高いのが特徴だそうです。
世の中、知らなことだらけ!
親にも財産が渡る?!


そのたまたま見たXの投稿にはこんなことが書いてあったんですよ。
「子どものいない夫婦の場合、どちらかが亡くなると財産を受け取る権利があるのは配偶者だけじゃない。亡くなった方の親も。」
「財産が配偶者にだけ渡るよう遺言(公正証書)を作ってきた。」
マジで(^O^)????
夫婦で稼いだお金で、夫婦で築いた資産なのに、親にもお金が渡るの??なんか変じゃ・・・。
「うちもどちらかが亡くなったら、残された相手に財産が渡るようにしたい」そう思い、公正証書遺言について調べることにしました。
子なし夫婦が遺言を作らないと困る理由とは?
- 配偶者だけで手続きが完結しない
- 親以外が相続人になるケース
- 手続き、大変すぎる
公正証書遺言について調べるうち、「作っとかないとかなり面倒なのでは??」ということがわかってきました・・・。
配偶者だけで手続きが完結しない


遺言がない場合、法律で決められた相続人全員で手続きを進める必要があるそうです。
もしいま私が亡くなった場合、銀行口座・証券口座なんかの解約手続きを、夫+私の両親(70代)で行うということ・・・。
マジで心配しかない。
親以外が相続人になるケースが
配偶者が亡くなったとき、すでに両親が他界していても安心はできない・・・!
すでに両親が他界している場合、亡くなった人の兄弟姉妹が、兄弟姉妹が亡くなっている場合、甥姪に財産を受け取る権利が移っていくんです。
配偶者に100%財産が渡るのは亡くなった人の親・兄弟姉妹・甥姪、すべていない場合のみ!
これって結構難しくない??
手続き、大変すぎる


遺言なしで配偶者が亡くなった場合、相続でざっとこんな手続きが必要になるそうです。
【戸籍を集める】
- 戸籍を集めて相続人を確定する
- 配偶者と亡くなった方の両親が相続人であることを確認する
【相続方法を決める】
- 配偶者と両親で遺産の分け方を話し合う(遺産分割協議)
- 全財産を配偶者が相続する場合でも、両親の同意が必要
【遺産分割協議書を作成】
- 話し合った内容を書面にする
- 相続人全員が署名・実印で押印
【印鑑証明書を用意】
- 相続人全員分の印鑑証明書を取得
めんどうすぎてやばい(^O^)
これを遠方に住んでいる両親と、配偶者が亡くなった状況でやりとりするってかなりハードに思えませんか・・・。
- 財産はすべて残された配偶者へ
- めんどうな手続きはさけたい
この2つを叶えるため、公正証書遺言を作ることにしました。
公正証書遺言を作るまでの流れ
- 公証役場へ相談
- 必要書類を準備
- 文案のやりとり
- 日程調整
- 当日の持ち物
- 当日の流れ
- 公証人からの説明
公正証書遺言作ろう!と思ってから完成までの流れを紹介します。
公証役場へ相談
「公正証書遺言作るぞ!」と決めたはいいものの、どこでどうすればいいのかまったくの謎・・・。
シンプルに「公正証書遺言 作り方」で検索すると、公証役場というところで作ってもらえるということがわかりました。
次に「〇〇(住んでいる地域) 公証役場」と検索すると、近くの公証役場を発見!メールしてみることに。
〇〇公証役場 御中
初めてご連絡いたします。
〇〇在住のあんなんと申します。
夫婦でそれぞれ遺言公正証書の作成を検討しており、ご相談させてください。
私たちは子どものいない夫婦のため、万が一に備えてお互いへ全財産が渡るような内容の公正証書を作りたいと考えております。
手続きを進めたいのですが、まずはどのような書類そろえればよろしいでしょうか。
または、書類をそろえる前に一度直接伺ってご相談させていただいた方がよろしいでしょうか。
必要書類を準備


メールした翌日、さっそく公証役場から電話が!
作成までの大まかな流れの説明を受け、そのあとメールで必要書類について連絡がきました(親切)。
【必要書類】
- 夫妻の戸籍謄本
- 夫妻それぞれのマイナンバーカード
- 夫妻それぞれの資産額がわかる資料
【夫婦で決めておくこと】
- 全財産をお互いの配偶者にというシンプルな内容か、金融機関等口座を記載したうえで全財産をと記載するか
- 遺言者が亡くなったあとに、遺言書に書かれた内容を実現する人はお互いを指定でいいか
- 予備的遺言(配偶者以外の相続先)は決めておくか
これだけ伝えれば遺言作成を始められるそうです!意外とかんたん、公証役場主導で進めてくれるので難しくない。
わが家が提出したものはこんな感じ。
- 戸籍謄本とマイナンバーカードを撮影した写真
- 銀行の口座番号・残高がわかるスクショ
- 証券の口座番号・残高がわかるスクショ
- iDeCoの口座番号・残高がわかるスクショ
「金融機関の情報については通帳のコピーを送って」とのことでしたが、ネット銀行・ネット証券なのでスマホでスクショを撮ってメールに添付。
夫婦で内容を決めて、公証役場へ返信しました。
〇〇公証役場 御中
先日はお電話にてご対応いただきありがとうございました。
資料がそろいましたので下記の通りお送りいたします。
【添付資料】
- 夫妻の戸籍謄本
- 夫妻それぞれのマイナンバーカード
- 夫婦それぞれの現在の資産額および口座情報が確認できる資料
【遺言の内容】
各金融機関の口座情報も記載希望です。
【遺言執行者】
夫婦お互いを遺言執行者に指名します。
【予備的遺言】
今回は希望しません。
文案のやり取り


メールした内容を元に、約1週間後に公正証書遺言の文案が送られてきました!
内容を簡単にいうと「自分が亡くなったら配偶者に全財産あげるよ。財産がある金融機関はこれね。」というかんじ。
ここで内容に間違いないかの確認や、文章の書き足し・削除なんかをしていきます。
少しだけ加えてほしいことがあったのでメール修正依頼→修正案が送られてくる→再確認をし、文案のやりとりはわりとすぐに終わりました。
やりとりは全部メールでしました
日程調整
文案が完成したら公証役場へ行く日を決めるのですが、当日立会人(証人)が2人必要なんです。
ちなみに親族はNG!夫婦の相続に関係ない、友人・知人なんかにお願いすることになります。
「遺言作るから立会人になってよ」って結構頼みづらくないか・・・?!
なので私たちは公証役場で立会人を手配してもらいました。お金払って。知り合いが近くにいないのもあり、お金で解決です(^O^)
夫婦・公証人・立会人2人の都合のいい日で日程を組みます
当日の持ち物


- マイナンバーカード
- 手数料
当日の持ち物はこの2つだけ!
印鑑や戸籍に関する書類なんかは必要ないとのことでした。マイナンバーカードも本人確認に使っただけ。
最初に連絡してからここまで2週間ちょっと。1番時間がかかったのは、最初の書類集めだったと思います。
あとは当日を待つだけ!
当日の流れ
いよいよ公正証書遺言の作成当日。何をするのか?よくわからないまま公証役場へ(^O^)
こんな感じで進んでいきましたー!
部屋の中には公証人と立会人が2人。
公証人が事前にメールで送られてきた文案を読み上げ、「内容に間違いありませんか?」と確認される。
タブレットに自分の署名を記入、続いて公証人と立会人2人もそれぞれタブレットへ署名。
署名を画像として遺言書の自署欄に貼り付けて印刷!これで公正証書遺言が完成しました。
同じ流れを夫婦それぞれが行い、2人分の遺言を作成しました。時間にして1人10分くらい??
公証人からの説明


すべて終わった後は遺言の正本と謄本の2冊を夫婦それぞれが受け取り、公証人と夫婦の3人で今後の手続きについて説明を受けました。
【夫婦どちらかが亡くなったら?】
- 公正証書遺言の正本
- 除籍謄本
- 身分証
「残った人はこの3つを持って金融機関へ行けば、預金の払い戻しや名義変更など、多くの手続きを進められます」とのことでした。
これですべての手続きが終わり!無事、遺言が完成しました~!!
終わってしまえば以外とあっさり。当日かかった時間は全部で40分ほど、最初のメールから完成までは約1ヶ月でした。
最後に支払いをして終わり!
実際にかかった費用
- 遺言作成料
- 立会人への礼金
- トータルでかかったお金
遺言をつくるのにかかったお金を紹介します。タダではないんだなぁ・・・。
遺言作成料


遺言作成料は1人42,300円、夫婦2人分で合計84,600円でした。
作成料は資産額が多いほど高額になるようです。
立会人への礼金
立会人を公証役場から紹介してもらったため、立会人に支払う礼金が必要になりました。
7,000円×2人で合計14,000円でした。
トータルでかかったお金
- 遺言作成料 84,600円
- 礼金 14,000円
- 戸籍謄本 250円
合計98,850円かかりました。
高いね・・・!!!
事前にChatGPTに質問して「7万円~11万円かかる」とのことだったので、その通りになりました。
いくらかかるかは、公証人より事前に連絡がありました
30代で遺言を作って感じたメリット・デメリット
- 安心感が大きい
- 思ったより簡単に作れる
- デメリットは費用くらい
安心感が大きい
遺言ができて、とりあえず一安心です!
「まだまだ生きるけど、これでいつ死んでも安心(^O^)」という大きな保険ができました。
もしものときの準備は終わっていると、気持ちが全然違います。
思ったより手間は少なかった
知識ゼロで始めた遺言制作ですが、思ったより早く簡単に作ることができました。
というか知識ゼロでOK!公証役場の方が丁寧に教えてくれます。
デメリットは費用くらい
デメリットを挙げるとするなら、やっぱり費用・・・。
無料では作れないんですよね。
だけど1度作ってしまえば一生もの!もしものときのめんどうな手続きもスキップできます。
【まとめ】早めに遺言を作ってよかった
30代夫婦が遺言を作った話を紹介しました。
遺言なんてもっと年を取ってから作るものだと思っていましたが、環境によっては年齢関係なく作っった方がいいこともあるんですね。
- 夫婦だけで子どもがいない
- 親族が遠方に住んでいる
- もしものときに複雑な手続きを避けたい
こんな人は遺言作成、向いているかもしれません!思ったより難しくないし、私自身、作って良かったです。

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