ミニマリスト、病気になっちゃった｜強迫性障害と今後について

いつも当ブログを読んでいただきありがとうございます。

突然のご報告ではありますが、強迫性障害という病気になってしまいました。

私の病気のことと、今後について記事にしましたのでよろしければご覧ください。

ミニマリスト、病気になっちゃった

1.強迫性障害になってしまった

最初に書いたように強迫性障害になってしまいました。

2024年2月に俳優の佐藤二朗さんが強迫性障害を抱えていることをX（旧Twitter）で発表して話題になりましたね。

また、元モーニング娘。の道重さゆみさんも同じく強迫性障害の診断を受けたと2023年にニュースになっていました。

そのため、「どんな病気かは詳しく知らないけど、そんな病気もあるんだな」くらいにご存じの方もいるかもしれません。

2.強迫性障害とは？

「ドアに鍵をかけたかな？」「鍋を火にかけたままかも」と、不安になって家に戻ったという経験は、一般の人にも認めます。
これらのような不安やこだわりが過度になり、例えば戸締まりや火の元を何度も何度もしつこく確認しても安心できなかったり、特定の数字にこだわるあまり生活が不便になったりする場合は、「強迫性障害」かもしれません。

引用：こころの情報サイト　こころの病気を知る – 強迫性障害

• 日常のあらゆることに強く不安がある
• 今まで当たり前にできていたことができなくなってしまった

私の場合、強迫性障害の発症により主にこの2つの症状がでるようになりました。

具体的な症状は下記でご紹介しますね。

3.発症とそのきっかけ

発症のきっかけは2021年の夏頃、今から3年以上も前ですね。

ある日、こんなことを思い出したんです。「そういえば、何年か前にGoogleの口コミを書いたな」。

2021年よりさらに3〜4年前、あるお店に買い物へ行ったのですがそこの店員さんからとても無礼な態度を取られたあったですよね。

お店で何があり・どんな対応を受けたのかをGoogle口コミへ書き込んだことをフッと思い出したんです（相手の個人名は出していない）。

そこから「口コミが原因で店舗や店員さんが何かしらの不利益を受ける（受けた）のでは？」という考えが頭から離れなくなってしまったんです。

思いつく限りの最悪の事態が頭の中でどんどん湧き上がり、スマホであらゆること・起こり得る可能性を調べまくりました。

だけど調べれば調べるほど不安になっていくんです。そこに正解が書いていないから。

そしてそれ以降、訴えられるのでは？捕まるのでは？という不安が365日頭から離れなくなってしまいます。

これが強迫性障害発症きっかけでした。

私の強迫性障害の症状

強迫性障害発症のきっかけは「Googleの口コミがきっかけで訴えられ、逮捕されるのでは？」という考えが思い浮かんだことでした。

そしてこれをきっかけに、他にもあらゆる不安が思い浮かんで来るようになったんです。

1.加害恐怖

「車を運転中、気付かないうちに人を轢いてしまったのでは？」という不安が2023年末くらいから思い浮かぶようになりました。

例えば、タイヤで段差を踏むと車がガタンと揺れますよね。

すると「人を轢いたのでは？」と怖くなって、1度通った場所に戻って確認せずにはいられなくなるんです。

車を10年以上運転しているのにこんなことは初めてで、「これは異常だ」と病院へ行くきっかけとなった出来事でした。

2.確認行為

コンロの火は消したか？家の鍵は閉めたか？という確認は、昔から何度も気が済むまでやるタイプでした。

強迫性障害になってからは、それに加えてこんなことも確認しないと家を出られなくなってしまいました。

3.その他

過去に勤めていた会社でミスや違法なことをしており、そのことで訴えられるのではないか？という不安もとても強いです。

「あの会社であんなミスしたな」「あれって本当は違法なことなのでは・・・」と考えだすと止まらなくなってしまうんです。

「覚えてけど過去にキャッシングしており、そのうち膨大な利息付きでとんでもない額の請求が来るのでは？」という不安もあります。

4.症状が出た結果・・・

このようなあらゆる不安が、寝ている時間以外・365日頭から離れなくなります。

「考えなきゃいいじゃん」で終わる話なのですが、それがものすごく難しいんですよね。

例えば「車で出かけたときに、知らないうちに誰かを轢いたかも」という不安が出たときの思考回路はこんなかんじです。

いつか訴えられる、逮捕される、最終的には死ぬしか・・・と考えながら生きるのはとても恐ろしく辛いです。

治療と現状

2023年末に今までになかった「運転への不安」を覚えたことで、いよいよおかしいぞと心療内科へ行くことにしました。

1.服薬

初診で出されたのは漢方薬で、約1ヶ月服用しましたが私には合わなかったようで効果はイマイチ・・・。

不安からくる喉の詰まった感じは解消されましたが、不安自体に効果は感じませんでした。

不安感が強いままなことを医師に伝え、漢方を中止し普通の（？）錠剤へ変更。

漢方より合っていたようで、不安感はだいぶ楽になりました。

慢性的な不安感は楽になりましたが、発作のように強い不安感が突然襲ってくる症状に変わりはなし。

1ヶ月後の通院時、上記の錠剤に加え、強い不安にも対応できるもう少し強い薬を処方してもらいました。

ですが依存しないよう、この薬は症状を見ながら段階的に減らして行くといことになりました。

ということで、現在は2種類の薬を1日1錠づつ飲んでいます。

2.カウンセリング

同じ病院でカウンセリングも開始しました。

まだ1度しか受けていないのですが、めちゃくちゃ気づきが多く「カウンセリングってすげ〜」という感想です。

今後への道しるべも教えてもらい、本当に受けて良かったです。

先生曰く「強迫性障害には薬よりカウンセリング」とのことで、今後も月1でカウンセリングを受け続けていく予定です。

病気のことを書いた理由と今後

1.誰かに聞いてほしかった

なぜ病気のことをブログに書いたかというと、誰かに聞いて欲しかったから〜！！不安だし、孤独だし、寂しいの（泣）

自分の悩みや辛さを人に伝えるのがめちゃくちゃ苦手で、夫にさえ不安を打ち明けるのに1年もかかってしまいました。

しかしカウンセリングで周囲に話すことも治療に繋がると教えてもらい、今回この記事を書くことにしたんです。

「丁寧に暮らしてます♪」みたいなカッコつけたミニマリストブログを書いてきましたが、その裏でなにもなかったわけではないんです（泣）

ブログに書いてきたような前向きな一面もあれば、人にはなかなか明かせない暗い部分もある普通～の人間なんです。

2.闘病記はアメブロで

今後ですが、ミニマリストあんなんのブログは今まで通り続けていきます。

心を病んでしまい不安はつきませんが、めちゃめちゃ寝れてるし、食欲もあり！体（物理）は全然元気なんです。

そして、アメブロの方で強迫性障害の現状報告日記を書いて行きたいなと考えています。

こちらのブログに書くことも考えたのですがジャンルが違うし、ミニマリストの生活を知りたい方に筆者の健康状態なんて関係ないやんけ！と思いやめました。

投稿頻度がどのくらいになるかわかりませんが、もし興味がありましたらアメブロを覗いていただけると嬉しいです。

【まとめ】今後ともよろしくお願いいたします

病気と今後についてご紹介しました。

2024年2月、もうど〜〜〜しても心が不安で不安で辛くて動けなくて、ブログをいじるどころかパソコンさえ開けない時期があったんですよね。

心が落ち着いてから久々にパソコンを開いてみると、私がダメになっていた期間にもたくさんの方がブログを訪れてくれていたことを知り本当にありがたく感じました。

見てくれる方がいるというのは心の糧になりますね！とても嬉しいです。

心は病んでしまいましたが体は元気です！これからもブログを続けていきますので、どうぞよろしくお願いしますいたしたます。

ミニマリストあんなん